女性人気定番のレザーグッズブランドCOACH(コーチ)

コーチとは?
1941年にアメリカ、ニューヨーク・マンハッタンで皮革工房として創業した、20代〜30代女性からの人気が圧倒的に高いファッションブランドコーチ。実はタペストリー と言う社名になっているのだ。(Tapestry, Inc.、2017年10月31日以前の社名はコーチである。Coach, Inc.)「コーチ」「ケイト・スペード」「スチュアート・ワイツマン」などの高級ファッションブランドを展開する企業なのだ。
ちなみに「コーチ」は「乗り物」を意味し、馬車の代名詞であったハンガリーのコーチという都市名からきている。ロゴにも馬車が描かれていますね。
コーチの歴史
1941年の創業当初は皮革工房であり、1961年に買収され野球グラブの革を使用した鞄などをアメリカ国内で生産する比較的小規模な企業として、女性向けの牛革バッグなどを製作していた。
1985年にサラ・リー社に買収され、2000年10月にニューヨーク証券取引所に上場。買収後はバッグと財布などの皮革製品メーカーから、世界的な総合ファッション企業への発展へと急速に路線変更を行ったのである。
生産をドミニカ共和国や中国などへの外注に切り替えたほか、2001年には日本市場を中心に人気のあるキャンバス地のシグニチャー・ラインを発表し、その後のコーチの流れを決定づけた。
1988年のバブル期に日本に初出店し、2001年には住友商事と合弁し日本法人「コーチ・ジャパン」を設立する。
2005年には、米コーチ社がコーチ・ジャパンの株を買い戻し、現在ではコーチ・ジャパン(現タペストリー・ジャパン合同会社)はタペストリー社の100%子会社であるのだ。
2013年には、新しいエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターを迎えいれ、さらに進化を続けている。
日本国内でも根強い人気のあるコーチは企業としても進化を繰り返しているのだ。