商品説明がわからない。腕時計の基礎用語

腕時計の製品詳細や商品説明には専門用語が含まれることが良くあります。そこですこしでも商品についてご理解いただけるよう用語集を簡単にまとめました。

写真の腕時計:NOVE Trident (NOVE正規取扱モダンウォッチ)

①ロゴ・・・・ブランドを象徴するマークや、ブランド名。モデルによってロゴを変えていることもあるそう。

②インデックス・・・ダイアル(文字盤)に設置された、時刻を示す番号や記号、印。プリントされたものや植字など、暗くても目視できるように夜行塗料が施されているものもあります。

リューズ(クラウン)・・・「龍頭」と書く。時間調整を行う際に使用する部品。回すと中の歯車が回ります。

ベゼル・・・ケース前側の外周部のことを言う。時計により機能は様々、ダイバーズウォッチでは上乗せ式についています。目盛りとしての機能を持たせることが多いです。

ラグ・・・ベルトを固定するための棒を差し込む穴が開いています。

⑥ケース・・・ムーブメント(心臓部部品)やダイアルなどを収納する外装部品。

⑦ダイヤル・・・文字盤。材質は加工が容易な真鍮などが使われるが、ゴールドや貴金属が使われることもあるとのこと。

⑧ハンド・・・時間を表示するための針。通常は根元から時針、分針、秒針の順になっている。こちらも色々形状があるそうだ。

〈 商品説明によく出てくるワード 〉

(ベルト編)

クラスプ・・・金属の留め金

タンバックル・・・ ターンバックルは右ネジと左ネジを両側に切ることにより、1回転で左右同時に締付けが行える締付け部材です。

(その他・内部)

●クオーツ(クオーツムーブメント)・・・結晶化した石英(クオーツ・水晶)に一定時間電圧をかけると、規則的な周波数の振動が生じる。その振動を利用した歯車を動かしている。つまりは電気で動いています。電気を発生させる方法でも種類があるようですね。ソーラーパネル、電池など。

機械式・・・昔ながらの伝統的なタイプです。歯車などパーツを重ね、ゼンマイを動力として動いています。クオーツと比べてマニアックです。まさに精密です。超高級時計はそれ故、機械式が多いです。

自動巻き・・・腕の動きで自動的に巻き上がる。

●手巻き・・・主にリューズを操作し巻き上げる。


●クロノグラフ・・・ボタンで操作するストップウォッチ機能の付いた時計を言います。

クロノメーター・・・公的検査機関による試験に合格した腕時計に対して与えられる「高精度時計」

●タキメーター・・・クロノ計測用の専用秒針と合わせて使うことで平均時速や生産効率などを計算できる、ベゼルやダイアル外周部に刻印されたりプリントされた数値目盛り。

●デュアルタイム・・・2つの時・分表示を持った時計

テンプ・・・天輪と呼ばれるブリッジ付きの輪状部品。時計の心臓部となる部品。

レギュレーター・・・時、分、秒を正確に認識、判別するため、それぞれが独立して示す機構のこと。

(単位編)

フィート・・・ ヤード ポンド法の長さの単位。記号ft 一フィートは一二インチ。約20.5センチ。

インチ・・・ ヤード・ポンド法の長さの単位。 国際インチにおける1インチは正確に25.4ミリメートル。

オンス・・・ オンスは約28.3グラム